キャッシュレス決済が急速に浸透しています。大型家電から公共料金の引き落とし、さらにはスーパーでの少額決済まで、クレジットカードは暮らしに欠かせないインフラとなりました。

クレジットカードを選ぶ際、年会費やポイント還元率など、コストパフォーマンスに関わる部分や、カードブランドごとのメリットはしっかり吟味したいですね。

今回は、クレジットカードを選ぶ基準となるポイントを3点に絞ってお伝えしていきます。

※【参考記事】【楽天カードユーザー注目】2022年4月、楽天ポイント還元ルールはどう変わるのか

クレジットカードの「年会費」

クレジットカードを選ぶ基準として、まずは維持費が気になる人は多いでしょう。

年会費無料をうたうクレジットカードが、各社から提供されています。

日頃のライフスタイルで付帯サービスが活用できそうか、普段よく使うお店やサービスでのポイント還元はどの程度か、といった尺度で比較・検討してみるとよいでしょう。

一方、年会費が有料のカードは、旅行保険やショッピング補償、ラウンジ利用などの付帯サービスや、ポイント還元率の優遇など、手厚いメリットを受けることができます。

なかには、「初年度は無料、2年目以降は一定の条件を満たせば無料」となるカードも。

有料カードの付帯サービスなどに魅力を感じた場合は、「年会費のモトをとれそうか」という視点で比較・検討してみるとよいですね。

クレジットカードの「ブランド」

クレジットカードは、まず、大きくVISAカード、MasterCardといった「国際ブランド」で分類することができます。

クレジットカードの「7大国際ブランド」

クレジットカード「7大国際ブランド」

※LIMO編集部作成

日本で発行および流通されているクレジットカードは、国際ブランドと提携することで、利用エリアが全世界に広がります。

初めてクレジットカードを作る方には、VISAもしくはMasterCardを選ばれると無難かもしれません。

この2つのブランドであれば、クレジットカードに対応している店舗やサービスで、おおむね利用が可能でしょう。

また、ディズニーファンであれば、オフィシャルスポンサーならではの特典が受けられるJCB、コストコ愛用者であれば、国内のコストコで唯一使える国際ブランドMastercard、といったように、それぞれのニーズに合わせて国際ブランドを選ぶという視点もあるでしょう。