人生100年時代のために
ここまで厚生年金を月10万円受け取っている方が全体と男女とで何パーセントなのかを確認してみました。
厚生年金の金額が多いと思うか少ないと思うかは人それぞれ異なると思います。厚生年金に関しては在職中の収入や加入期間で受給額が変わるため年金額自体を増やすのは難しいかもしれません。
人生100年時代というように長い老後生活は等しく控えていますので退職後の収入や備えはしっかり準備するほうが無難でしょう。
公的な年金額を増やすことは難しいので私的年金や積立型の投資など資産運用を取り入れてみてはいかがでしょう。
資産運用にはリスクもありますが最近話題の積立型投資などコツコツと積み立てることでリスクを低減する効果が見込めます。
また、どのような方法を利用する場合でも時間が非常に重要です。短期間で効果を出すのは難しいですが時間を味方につけることで運用のリスク低減や無理の無い金額からでも大きな効果を得られる可能性があります。
何を始めれば良いか分からない場合にはまずは現状把握をおすすめします。どのような対策が自分に合っているのか、そもそも自分はどの程度年金が受け取れるのか自分の将来についてしっかりと把握することが重要です。
4月から新しい季節が始まります。準備は早い方が良いですからまずはご自身の将来についてしっかりと考えていただき余裕を持って準備を行ってみてはいかがでしょうか。
参考資料
徳原 龍裕
執筆者
ファイナンシャルアドバイザー/ファイナンシャルプランナー/MDRT日本会会員
立命館アジア太平洋大学卒業後、自動車や通信業界にて営業職に従事。その後、ジブラルタ生命保険、株式会社ほけんのぜんぶに入社し、生命保険販売業務に携わる。生活全般に関わるお金の相談に対応が可能で、特に教育費・老後資金の準備、相続の相談などを得意とする。現在は個人向け資産運用のサポート業務をおこなう。表彰歴多数。2020年、2021年度MDRT日本会会員。AFP(Affiliated Financial Planner)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有。
監修者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部 編集長室
LIMO編集部記者/元新聞記者
担当分野
金融と社会保障分野の専門知識を生かし、主に公的年金(厚生年金保険と国民年金)、公的年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、マイナンバー制度など幅広くカバーしている。
信頼性の高い情報源をもとに、政策の変遷や最新の貯蓄トレンドを掘り下げた記事も手掛けているが、難解な情報を分かりやすく伝えることを意識している。
また、退職金、資産運用や貯蓄、NISA、iDeCoなど、多岐にわたるテーマについて企画・編集・執筆している。
経歴
中央大学法学部を卒業後、東証プライム上場の大手IT企業でキャリアを開始。
その後、厚生労働省の記者クラブにて約3年間、医療保険制度や介護・高齢者福祉に特化した社会保障の専門紙で記者として働いた。
ここで社会保障分野に関する深い知識と実務経験を積み、複雑な制度の解説や政策を分析するスキルを磨いた。
現在は、株式会社モニクルリサーチが運営するくらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部にて、金融と社会保障分野に特化した記事を執筆している。
スタンス
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厚生労働省、金融庁、総務省、デジタル庁、財務省(国税庁)などの信頼性の高い官公庁の公開情報を基に、読者が日々の生活や将来の計画に役立てられるようなアドバイスを心掛けている。
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最終更新日:2024年11月11日