まずは「自己受容」からはじめよう

自己肯定感は自分を肯定する感覚なので、まだありのままの自分を受け入れられていない人にとっては少々ハードルが高いものです。

苦手なことがある自分、失敗する自分を受け入れるどころか、見たくなくて目をつぶってしまう人もいるのでは。

理想と現実の自分のギャップは、大きければ大きいほど受け入れがたいもの。その場合にはまず、「自己受容」からはじめることをおすすめします。

自己受容とは、ありのままの自分を肯定する前に、受け入れること。

まずは受け入れなければ肯定できませんし、受け入れずに肯定するのでは真の自己肯定感とは言えないでしょう。

たとえば自分の短所を一つ自覚して受け入れ、苦手なことではなく得意なことに時間と労力をかけてみる。そこで変化が見られると、以前よりは自身の長所と短所を客観的にみれるようになります。

小さな一歩が、未来を変えていくもの。

まずは自身の良いところも悪いところも受け入れられているか、振り返ってみてはいかがでしょうか。

宮野 茉莉子