子どもがいる世帯で仕事をしている女性の割合は72.4%

厚生労働省の「2019年国民生活基礎調査の概況」※によると、子どものいる世帯のうち、仕事をしている女性の割合は72.4%です。

※2020年の調査は新型コロナウイルスの影響で中止

一見共働き世帯が主流に思えますが、内訳を見ると違った一面がわかります。

  • 正規の職員・従業員:26.2%
  • 非正規の職員・従業員:37.8%

現状では非正規で働く女性の割合のほうが高いことが分かります。

筆者も子どもが小さいうちは、非正規で働く以外の選択肢がありませんでした。

保育園に預けても平日の行事が月に1回以上あり、2~3年は頻繁に熱を出していたものです。

祖父母に頼れないため、夫婦ともにフルタイムで働くのは不可能という状態でした。

企業規模や地域の子育て施策にも大きく左右されますが、同じような理由で非正規を選ばざるを得ない方も多いのではないでしょうか。