新しい年度が始まるこの時期は、これまでの年収や貯蓄を振り返る機会も増えるでしょう。
もっと稼ぎたい、もっと貯蓄を増やしたいと願っても、なかなか思うようにいかないこともありますよね。
お金持ちを目指すための一つの参考として、富裕層と呼ばれる人たちの行動や習慣を取り入れる方法があります。
今回は以前証券会社に勤めていた筆者が出会った富裕層に共通する特徴を4つご紹介します。
費用対効果を考えている
「富裕層はケチ」と度々言われますが、富裕層は何にお金をかけるのかという意識が明確です。
多くの資産を保有する富裕層ですが、お金があるからと言って何でも購入するわけではありません。費やしたコストに対して、どれくらいの効果が見込めるかという「費用対効果」を重視して、何を買うか、選ぶかを決断します。
高額のものであっても、それに見合った効果やメリットが得られるのであればお金を出すでしょう。逆に支払う価値がないと思えば1円でも出さないというシビアさも持ち合わせています。
あまり考えずにものを買ってしまうのは、むしろ富裕層ではない人のほうが多いでしょう。
タイム イズ マネーを実践
時間は誰にでも平等な一方で、タイム イズ マネー(時は金なり)とも言われます。特に富裕層はタイム イズ マネーの意識が高いでしょう。
お金を多く稼ぐということは、時給(時間価値)が高いとも言えます。富裕層は自身の時間の価値を分かっており、最大限に自分の時間を活かすためには時間をお金で買うこともあります。
たとえば住居費が高くてもオフィスの近くに住んだり、運転手を雇ったり、家事代行サービスや便利家電を利用したり。一見お金がかかることではありますが、それにより生まれる時間や体力、気力の余裕を重視しているのです。
値段ばかりを気にするではなく、それを購入することで生まれる時間や体力・気力の余裕を、他のどこに使うかという考え方は持ちたいものです。
アンテナを広く張り、行動が早い
富裕層はアンテナを広く貼っており、流行にも敏感です。
世の中のトレンドにビジネスチャンスがひそんでいることも多いため、アンテナを広く張ることは大切でしょう。
得た情報を面白がり、ビジネスに生かせるものがあればすぐに取り入れるのも、富裕層の特徴です。
もちろん失敗する場合もありますが、その切り替えもスピーディー。「挑戦しなければ成功はない」と言いますが、小さな失敗は気にせず挑戦を繰り返す人が多い印象を受けました。
リスクとの向き合い方が上手い
リスクとリターンは比例するもの。リスクがなくては、大きなリターンは得られません。
とはいえ、不確実で損をすることもあるリスクは、一般的には取りたくない人が多いでしょう。しかし富裕層と言われる人たちはリスクをとっており、だからこそリターンを得ていると言えます。
リスクの中には本当に危険なリスクや、リスクをとったところで大きなリターンが見込めないものも多くあります。その見極めと選択が難しいですが、富裕層はしっかり情報収集をしたりプロに相談したりすることで、リスクと具体的に向き合います。
たとえば運用で損をしても、富裕層は自分を責めて落ち込みすぎたり、怖いからすぐに止めたりということはしません。
後悔ではなく反省をして、次の行動へ生かして挑戦を続ける。その切り替えのスピードが早いのも富裕層の特徴でしょう。
場合によっては、リスクをとらないことが最大のリスクという場合もあります。本当のリスクは何かを考えるクセはつけたいものです。
まとめにかえて
富裕層の行動や思考はすぐに真似できなくても、少しずつ取り入れていくことは可能です。考えてみればリスクを恐れすぎていたり、お金や時間に対する見方が違っていたりすることもあるでしょう。
これを機に、日々の行動を見直し、変えていってみてはいかがでしょうか。
宮野 茉莉子
