クレジットカードの即日融資を乱用した26歳女性。パチンコと新潟競馬に溺れ、返済に追われた日々
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オミクロン株の感染が拡大する中、引き続きおうち時間を多く過ごされている方も多いことでしょう。
コロナは多くの人々の生活に変化をもたらしました。
その結果、「お金の使い方」が変わった方もいらっしゃるかもしれません。
お金の使い方は人それぞれです。
しかし、使い方を誤ると、痛い目を見てしまうことにもつながります。
今回は新卒で金融機関に入社し、ストレスからお金を浪費して資金繰りに苦しんだ過去を持つ26歳女性のSさんに、カードローンの使い方についてインタビューしてきました。
カードローンを多用していた頃の状況とは
筆者:カードローンを使っていた頃の状況を簡単に教えてください。
Sさん:率直に、「金欠」でした。
当時、私は金融機関で働いていたのですが、新潟に転勤となり、そこからお金をいわゆる「ギャンブル」「酒」につぎ込み、結果収支バランスがおかしくなりました。
当時、単身での配属だったこと、またかなりのストレスのかかり具合から、競馬、パチンコ・スロット、酒(特に日本酒)にお金を使ったり、県内旅行をしたりしてストレス発散した結果、かなりの金欠となりました。
奇しくも遊びの環境は整っており、新潟は全国的にもまあまあなパチンコ屋の数があります。
また、新潟競馬場は新潟記念のCMでご覧になった方も多いかと思いますが、東京競馬場よりも直線が長く「アツい」競馬場です。
大きくて、行くと勝てそうな気がします。そんなに詳しくないのでここまでにします。
私はストレス発散のため土日は娯楽に興じ、飲み食いした結果、お金は遊興費に消えていきました。
そこで、周りの人たちも使っていたので、カードローンを使い始めました。
執筆者
1991年生まれ。新潟県新潟市出身。2022年に株式会社モニクル傘下の株式会社ナビゲータープラットフォーム(現:株式会社モニクルリサーチ)に入社し、現在はコンテンツ編成本部マネージャー。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」を中心に、多くの読者の方に幅広いコンテンツを届けるための戦略立案に従事している。
それ以前は、LIMO編集部にてアシスタント・コンテンツマネージャー(ACM)として従事。第一報として報道されるニュースを深堀りし、読者の方が企業財務や金融に対する知的好奇心を満たしたり、客観的データや事実に基づく判断を身に付けられたりできる内容の記事を積極的に発信していた。
入社以前は、株式会社フィスコにて客員アナリストとして約20社を担当し、アナリストレポートを多数執筆。また、営業担当として、IRツール(アナリストレポート、統合報告書、ESGレポートなど)やバーチャル株主総会サービス、株主優待電子化サービスなどもセールス。加えて、財務アドバイザーとしてM&Aや資金調達を提案したほか、上場企業向けにIR全般にわたるコンサルティングも提供。財務アドバイザリーファームからの業務委託で、数千万~数十億円規模の資金調達支援も多数経験。
株式会社第四銀行(現:株式会社第四北越銀行)、オリックス株式会社でも勤務し、中小・中堅企業向け融資を中心に幅広い金融サービスを営業した。株式会社DZHフィナンシャルリサーチでは、日本株アナリストとして上場企業の決算やM&A、資金調達などのニュースと、それを受けた株価の値動きに関する情報・分析を配信。IPOする企業の事業・財務を分析し、初値の予想などに関するレポートを執筆。ロンドン証券取引所傘下のリフィニティブ向けに、週間・月間レポートで、日本株パートを執筆。経済情報番組「日経CNBC」にて毎月電話出演し、相場や株価の状況も解説していた。
最終更新日:2024/09/04