少しでも将来の年金額を増やす方法3選

月10万円では生活できないことがほとんどですが、女性にとっては年金額が10万円未満の方も多いものです。

老後の生活の基盤は「年金と貯蓄」。貯蓄を増やすことも大切ですが、年金を増やす方法についても考えておくべきでしょう。

少しでも将来の年金額を増やす方法をご紹介します。

1.厚生年金に加入する

特に女性の場合、専業主婦やパートの方は国民年金のみの方も多いでしょう。お子さんの年齢やご家庭の状況にもよりますが、可能であれば厚生年金に加入する働き方を目指しましょう。

今はパートでも特定適用事業所で働き、一定要件を満たせば厚生年金へ加入できます。2022年10月には、特定適用事業所の要件が「被保険者(短時間労働者を除く)の総数が常時500人から100人を超える事業所」へ変更されます。

今は難しくても、将来加入を検討されるといいでしょう。

2.収入を増やす

簡単なことではありませんが、収入を増やすのも一つです。収入が増えれば将来の受給額が増える場合もありますし、貯蓄額も増やせるでしょう。

コロナ禍ではありますが、長い目で見て転職やスキルアップを検討されるといいでしょう。

3.私的年金で備える

今すぐには働いたり転職したりできない方も多いですよね。その場合、iDeCoや個人年金保険といった私的年金で老後に備えましょう。

1カ月の収支を把握したり、固定費などを見直したりすることで、月に貯金できる金額が生まれる場合があります。たとえばiDeCoは月5000円からはじめられますから、検討するといいでしょう。

運用にはリスクがありますが、年金額が少ない今だからこそ、しっかり情報収集をしてご自身に合った運用をおすすめします。

塵も積もれば山となる。今から少しずつはじめることで、老後の不安も減らせるでしょう。

参考資料

LIMO編集部