上場企業の株主は、いろいろな理由で株式を持っているかと思います。
「株価が上がりそうだから」「優待が魅力的だから」など、様々でしょう。
今回は吉野家ホールディングス(9861)について、株主のアンケート結果を見ていきます。
吉野家の株主で「株価関係なく持ち続ける」と考えている人は何割か
吉野家は2022年3月4日、「コロナ禍における株主とのコミュニケーションの一環」として約34万人の株主に実施したアンケートの集計結果を発表しました。
これによると、株式の保有方針について、「継続保有(株価水準によらず売却予定は当面ない)」が80.3%と突出して高いという結果となりました。
なお、次に多いのは「差益が出れば売却」で、8.9%となりました。
株価の値動きは株式投資における重要なパフォーマンス要素のひとつですが、8割の株主が「株価水準によらず売却予定は当面ない」と考えているのは、少し意外ではないでしょうか。