コロナ禍でのアウトドアブームが追い風となり、キャンピングカーへの注目度も上昇中。特にサービスエリアや道の駅、レジャー施設などで、キャンピングカーを多く見かけるようになりました。

気軽にアウトドアを楽しめるキャンピングカーの購入を検討している方もいらっしゃるのでは?

3密を避けながらもレジャーを楽しめ、リモートワークや災害時などにも活用できる、使い勝手の良い便利なキャンピングカーを選んでいけたら理想的ですね。

でも、キャンピングカーは種類が豊富。どのような基準で購入すればよいのか、お悩みの方も多いのではないでしょうか(※編集部注)。

そこで今回は、日本全国を車中泊で旅をした夫婦の視点から、おススメの「バンコン」「キャブコン」「軽キャンピングカー」をご紹介していきます!

【※参考記事】中古キャンピングカー「家族目線で選ぶ」おススメ3車種。ファミリーに優しい1台を探そう!

キャンピングカー選びは、まず種類から絞る

キャンピングカーは、サイズや形状によって呼び方が変わり、大きく5つに分けられます。

フルコン (フルコンバージョン)

量産車のエンジン・駆動系・フレームで構成されるシャーシをベースに、仮装メーカーが1から仕上げるキャンピングカー。

キャンピングカーのなかでも、最高峰の位置付けがされています。

走行性や居住性とどちらをとっても優れており、快適ですが、車体が大きく日本の狭い道路に合わなかったり、車両価格が高かったりとデメリットも多いです。

キャンピングカーに乗り慣れていて、より高品質な車両を求める方におすすめです。

バスコン(バスコンバージョン)

主にマイクロバスをベース車両として、バスの客室を居室スペースに改装したキャンピングカーです。

キャンピングカーのなかでも、居室スペースが最も広く普段と変わらず生活できます。

しかし、車両価格が高く、普通免許で運転できなかったり、実用性が低かったりとキャンピングカー初心者には不向きといえるでしょう。

次でご紹介するバンコンやキャブコンでは、ちょっと物足りないかな?と感じる方におすすめです。

バンコン(バンコンバージョン)

ワンボックスや普通・小型自動車のバンをベース車両としたものです。

ワンボックスの室内をキャンピングカー仕様にしているので、外観ではキャンピングカーと判断がつきにくく、街乗りでも気軽に使用できます。

大人2〜3人や、お子さんが小さいファミリーにおすすめです。

キャブコン(キャブコンバージョン)

トラックをベース車両とし、運転席部分を残して荷台に居住スペースを架装したキャンピングカーです。

キャブコン「AMITY」

写真:筆者提供

キャンピングカーといえばこの形状を思い浮かべる方が多いでしょう。

バンコンより居住スペースが広く立って移動ができるうえ、レイアウトも自由なため、家族やグループでの使用におすすめです。

軽キャン(軽キャンピングカー)

軽自動車をベース車両としたものです。

コンパクトなため、1〜2人使用が前提となります。小回りが利き運転がしやすく、車両価格や維持費がリーズナブルなため、手軽にキャンピングカーを楽しみたい方におすすめです。

次では、車中泊で日本全国を旅する夫婦が推す、バンコン・キャブコン・軽キャンピングカーをご紹介していきます!