車中泊で日本全国を旅する夫婦が推す「キャブコン・軽キャン」

続いて、キャブコン・軽キャンもご紹介していきます。

【おすすめキャブコン】キャブコン AMITY(アミティ)

こちらはマツダ・ボンゴトラック(※)をベース車両としたキャブコンです。

AMITY アミティ

写真:筆者提供

コンパクトなキャブコンなので、ハイエースやキャラバンなどと比べると坂道でパワーが劣りますが、小回りが利くため、初心者の方も安心して運転ができます。

コンパクトながら最大6名まで就寝可能で、センターパネルを引き出すだけのバンクベッドと、リアには常設2段ベットが備え付けられているため、すぐに就寝できるのも魅力の1つです。

バンクベットはダブルベットで2人寝ることができる仕様ですが、身長180cmを超える方は窮屈でしょう。

またカーサイドオーニング付きで、初心者でも簡単に設置が可能です。アウトドアやキャンプをお手軽に楽しめます。

コンパクトキャブコンですが、夫婦2人での旅には最適な1台です。

※ベース車の「ボンゴトラック」は、2020年8月で生産終了となっています。

新車価格:437万8000円〜(税込)

軽キャン La.kunn Ⅱ ラ・クーンⅡ

オートショップアズマが制作するキャンピングカーで、ベース車は「マツダ・スクラム」「スズキ・キャリイ」「ダイハツ・ハイゼット」のいずれかから選択できます。

軽自動車ベースなため、裏路地や狭い道などでもストレスなく運転でき、車両価格も他のキャンピングカーと比べるとリーズナブル!

軽キャンながら広い室内が特徴で、内装は木製家具を中心としており、落ち着きのある室内空間を味わえます。室内レイアウトはベンチタイプとリヤベッドタイプから選択が可能です。

テーブルを外せば大人2人でも快適に過ごせるフルフラットベッドになります。また、バンクベッドにも就寝スペースがあるため、就寝定員は「大人2名と小さな子供2名まで」と設定されています。

軽キャンピングカーとは思えない室内空間を実現しています。1人旅や夫婦の方におすすめです。

※装備の内容により貨物用軽自動車(4ナンバー)、特種用途自動車(8ナンバー)に分けられ、一般的な軽自動車(5ナンバー)より自動車税が減税されます。

また、軽自動車をベースに作製されたキャンピングカーであっても、軽自動車の規格を超えると普通・小型自動車扱いになるため、注意が必要です。

新車価格:283万8000円〜(税別)