厚生年金と国民年金だけで不安。老後に出来る対策は
ここまで各種年金額の平均値を確認してみましたがいかがでしたか?平均値の確認ですが加入種類だけで無く収入や期間によって差が出ました。世帯で15万円ほど収入が変わると生活レベルにもかなり差が出そうです。
更に、ガソリンや生活必需品の値上げのように家計出費の増加など収入以外にも不安要素が多いです。対策として収入を増やすか生活レベルを下げるかどちらかになると思います。収入を上げることも生活レベルを下げることもなかなか難しいと思いますので別の対策が必要でしょう。
そこでお金に働いてもらうのはいかがでしょうか。資産運用などを取り入れてお金に働いてもらいます。もちろんリスクもありますが収入を増やすよりは現実的かもしれません。
国も私的年金であるiDeCoや積立NISAなどお金に働いてもらう制度を準備しています。もちろん民間にも様々な金融商品が用意されています。
うまくいけば効率良く将来の収入を確保出来る可能性もがありますが、不安もあるでしょう。原因としては何を選ぶか分からない、何となく恐いや面倒くさいなどでしょうか。
簡単では無いかもしれませんがまずは情報収集などから少しづつ不安を解消してみてはいかがでしょうか。
どのような方法が合うのかはそれぞれ異なります。対策が必要ない方もいらっしゃるかもしれません。ご自身で判断するのが難しい場合には専門家への相談なども良いでしょう。
今回はみんなが年金をどのくらい受け取っているかを確認してみました。思ったより多かった場合や少ないと感じた方もいるでしょう。どちらにしても長い老後生活が待っていますからしっかりと準備しておきたいですね。
参考資料
徳原 龍裕
執筆者
ファイナンシャルアドバイザー/ファイナンシャルプランナー/MDRT日本会会員
立命館アジア太平洋大学卒業後、自動車や通信業界にて営業職に従事。その後、ジブラルタ生命保険、株式会社ほけんのぜんぶに入社し、生命保険販売業務に携わる。生活全般に関わるお金の相談に対応が可能で、特に教育費・老後資金の準備、相続の相談などを得意とする。現在は個人向け資産運用のサポート業務をおこなう。表彰歴多数。2020年、2021年度MDRT日本会会員。AFP(Affiliated Financial Planner)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有。
監修者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部 編集長室
LIMO編集部記者/元新聞記者
担当分野
金融と社会保障分野の専門知識を生かし、主に公的年金(厚生年金保険と国民年金)、公的年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、マイナンバー制度など幅広くカバーしている。
信頼性の高い情報源をもとに、政策の変遷や最新の貯蓄トレンドを掘り下げた記事も手掛けているが、難解な情報を分かりやすく伝えることを意識している。
また、退職金、資産運用や貯蓄、NISA、iDeCoなど、多岐にわたるテーマについて企画・編集・執筆している。
経歴
中央大学法学部を卒業後、東証プライム上場の大手IT企業でキャリアを開始。
その後、厚生労働省の記者クラブにて約3年間、医療保険制度や介護・高齢者福祉に特化した社会保障の専門紙で記者として働いた。
ここで社会保障分野に関する深い知識と実務経験を積み、複雑な制度の解説や政策を分析するスキルを磨いた。
現在は、株式会社モニクルリサーチが運営するくらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部にて、金融と社会保障分野に特化した記事を執筆している。
スタンス
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厚生労働省、金融庁、総務省、デジタル庁、財務省(国税庁)などの信頼性の高い官公庁の公開情報を基に、読者が日々の生活や将来の計画に役立てられるようなアドバイスを心掛けている。
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最終更新日:2024年11月11日