気になる4つのデメリットとは

メリットとともに確認したいのがデメリットです。4つ確認しましょう。

ミニ株投資ができない

本来、国内株式は100株単位で取引しますが、ミニ株(単元未満株)であれば1株から株式を購入できます。

ミニ株投資はSBI証券やマネックス証券では取扱いがありますが、楽天証券ではできません。

IPOの取扱銘柄数が少なめ

ネット証券で最もIPOを取り扱っているのはSBI証券です。2021年のIPO実績は、SBI証券が122社、楽天証券が74社。IPOを検討したい人にとってこの点は気になるかもしれません。

iDeCoの本数は少なめ

はじめの表でも確認した通り、楽天証券はiDeCoの取扱いが投資信託だと31本ですが、SBI証券は83本です。他の証券会社のほうが自由に選べるでしょう。

ただし、楽天証券でも幅広い投資対象の投資信託を用意しています。前もってどのような商品があるのか確認するといいでしょう。

楽天ポイント以外が利用できない

楽天証券で利用できるのは楽天ポイントです。TポイントやPontaポイントなど、他のポイントサービスを利用している場合には、ポイントに関してはあまりメリットを感じないかもしれません。

メリット・デメリットを比較して最適な証券会社を選ぼう

楽天証券のポイントは業界最低水準の手数料で、楽天サービスと連携して利用できるところ。取扱商品も豊富ですが、IPOでは物足りなさを感じるかもしれません。

ご自身がどのような運用をしたいかを考えて、最適な証券会社を選んでくださいね。

参考資料

宮野 茉莉子