心理的節目となる2万5000円も割り込む

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先週の日経平均の値動きをテクニカル面から振り返ってみましょう。

前週末4日は陽線ながらも引けにかけては下ヒゲが長く、2万6000円に近付いて終えました。

ここからの底入れも期待されるところでした。

ところが先週は週初から窓をあけて下落して寄り付くと、そのまま長い陰線となりました。
一時は心理的節目となる2万5000円を割り込む場面もありました。

週末には陽線も現れましたが、結局また下落して終えました。

今週以降の展開はどうなるでしょうか。

チャートの形は下目線となっています。

1月5日の戻り高値(2万9388円)を始点とする強い下降トレンドが形成されています。
気になるのは、先週の下落により直近の押し安値である1月27日の安値も下回って安値を更新したことです。

教科書通りの下降トレンドとなっています。当面は警戒が必要です。

潮目が変わるためには、下降トレンドのチャネルの上限である2万6000円あたりを突破する必要があります。

ちょうど25日移動平均線にも重なっています。

1月から、25日線に何度も上値を押さえられています。

ただ、現状は25日線からの距離もあり、逆に、下降トレンドのチャネルの下限付近に近付いています。

しばらくもみ合うような動きになることも考えられます。

今週、まずは2万6000円を回復できるかどうかが大きなポイントになります。

逆に、ここからさらに下がるようなら要注意です。

特に、2万4000円は、中期的にもサポートとレジスタンスの転換点となっています。

ここを割り込むと、中長期的にも流れが変わってしまいます。

下原 一晃