【参考】国家公務員のうち「退職金2000万円以上」の割合

参考までに、退職金が2000万円を超えた人の割合も確認しましょう。

  • 常勤職員:30.8%
  • 常勤職員のうち「行政職俸給表(一)適用者」:55.9%

「公務員は退職金が2000万円以上もらえる」というウワサもありますが、必ずしも届くわけではないことがわかります。

民間の給与事情は公務員にも反映されるため、民間の水準が落ちれば必然的に公務員の退職金も引き下げられることになるでしょう。

定年退職に向けて

公務員の退職金についてみていきました。

勤続年数や退職理由が影響することから、公務員であっても「必ずしも2000万円が受け取れる」とは言えないのが現状です。

一時期は「老後に2000万円が必要になる」という意見も話題となりましたが、全てを退職金で賄うのは難しいでしょう。

定年退職に向けて、コツコツと資産形成を行う必要があります。

数十年先の資金は、銀行口座に眠らせておくだけではもったいないかもしれません。この春、資産運用などにも目を向けた貯蓄計画を立ててみてはいかがでしょうか。

貯蓄方法には預貯金、保険、資産運用などがありますが、どれもメリットとデメリットが存在します。

とれるリスクもしっかり把握しながら、バランスよく備えていきたいですね。

参考資料

LIMO編集部