富裕層は「先見の明」がある
私の経験でお話すると富裕層の方は「即決」する方が多いように思います。
営業でいっているわけなので、即決いただけるのは非常にありがたいことではあるのですが、時にはこちらが驚くスピードで即決される場合もありました。
そういった時に必ず、お客様に聞くことがあります。
それは「この商品のどこが気に入りましたか。」という質問です。多くの富裕層の方は、「将来性がある」と答えます。
将来性というのは5年10年という目線ではなく、20年、30年というかなり長い目線で物事を見る方が多かったです。
もちろん、将来を見通す「先見の明」があるのかもしれませんが、ほとんどの場合は普通の人でも気づくようなシンプルな発想でした。
例えば、中国の経済成長に関しても普通の方は歴史、政治などばかりみて投資先としては見ていない状況でも、富裕層の方の考え方は違いました。
土地があり、人口も世界一多い国が成長できない理由はない。長い目でみれば成長するだろうと。結局、中国は2010年に日本のGDPを抜くまでに成長し、世界2位となりました。