分布図からみる60代の真の貯蓄状況は?

先ほどと同じ総務省のデータから、60代の貯蓄現在高を分布図にしたものが以下です。

  • 100万円未満:7.21%
  • 100万円~:4.48%
  • 200万円~:3.26%
  • 300万円~:3.17%
  • 400万円~:3.15%
  • 500万円~:3.09%
  • 600万円~:3.11%
  • 700万円~:3.05%
  • 800万円~:2.72%
  • 900万円~:2.01%
  • 1000万円~:6.55% 
  • 1200万円~:4.48%
  • 1400万円~:3.99% 
  • 1600万円~:3.79% 
  • 1800万円~:3.09%
  • 2000万円~:8.07% 
  • 2500万円~:7.38% 
  • 3000万円~:8.35%
  • 4000万円以上:19.03%

いかがでしょうか。
先ほど、60代の「平均」貯蓄現在高は2384万円だとお伝えしましたが、実は中央値で考えると、1400万円~1600万円の層となります。

また、最も貯蓄現在高の多い層は「4000万円以上」で約19%ですが、逆に「500万円未満」の層も約20%を占めています。

このデータからも、冒頭でお話したように、60代で貯蓄のある世帯とない世帯の差が浮き彫りになっていることが分かります。

ちなみに、今回のテーマである、「60代で貯蓄3000~4000万は何パーセントか?」という問いに対しての回答は、「8.35%」となります。