新型コロナウイルスが日本で流行し始めて、2年が経ちました。
最近では「オミクロン株の感染は高止まりしたのではないか」というニュースなども報じられていますが、まだまだ不安な日々は続きます。
コロナ禍が長引いたことで、お金について改めて向き合い、貯蓄や資産運用の大切さを考えるようになったという声も多く聞きます。
みなさんは「年収600万円台」と聞くと、どのようなイメージでしょうか。
国税庁の「令和2年分 民間給与実態統計調査」によると、以下のようなデータが出ています。
平均年収(給与所得者数)
全体:433万円(5245万人)
- 男性:532万円(3077万人)
- 女性:293万円(2168万人)
年収600万円台の方は全体の約6.5%となっており、1人世帯で年収600万円台の方は少ないように思えます。
では、世帯年収で考えた場合はどうでしょうか。
男女の平均年収からみると、世帯年収で600万円を超える家庭は、1人世帯と比べると多いのではないでしょうか。
今回は、「一般家庭」ともいわれる年収600万円台の勤労世帯について、貯蓄や負債、保有資産の中身などをみていきたいと思います。