地方公務員のうち「警察部門」の退職金はいくら?
総務省の「令和2年地方公務員給与実態調査」によると、警察職の定年退職者へ支払われた退職金は以下の通りでした。
- 11年以上25年未満勤続後の定年退職等:1034万9000円
- 25年以上勤続後の定年退職等:2221万6000円
上記の結果から、勤続25年を超えると退職金の平均が2000万円を超えることがわかります。
また定年退職とは別に、「早期退職希望者の勧奨」の金額も知ることができます。早期退職に応募した場合は、通常の退職金よりも高い退職金が期待できます。
- 11年以上25年未満勤続後の定年退職等:1509万8000円
- 25年以上勤続後の勧奨:2290万3000円
ちなみに、警察官の全理由での退職金平均は1342万6000円です。
こちらには自己都合なども含まれるため、平均額が低くなります。勤続年数があがるほど退職金があがるのは、会社員と同じ構造であると言えますね。