不労所得3.株式

冒頭の通り、株式で短期トレードをする時間や自信がない人には、配当目的で株式を持つことも選択肢のひとつです。

配当金は企業が稼いだ利益から株主に還元されるお金であるため、業績が悪くなれば配当金が下がるリスクもあります。

そのため、業績が安定しており、株主還元を重視している企業への投資であれば継続した配当収入が見込めるかもしれません。

日本では、4~5%程の配当利回りの上場企業は少なくないため、元本8000万円程で税引き後360万円程の年間配当収入が期待できます。

コロナ禍で大きく落ち込み配当金がなくなった企業もあるため、ひとつの企業ではなく複数の企業に投資することでリスク分散されることをおすすめします。

不労所得4.債券

最後は、富裕層の多くが好む債券です。

債券とは、主に国や企業が発行し、発行体が債券の購入者からお金を借りる代わりに利息を支払い、満期がきたら元本を返すという仕組みです。

そのため、株式や不動産に比べるとリスクの低い金融商品として位置づけられています。

日本の金利は、預金の利息でおわかりの通りほとんど期待できないことから、外貨建ての債券であれば高利回りが期待できる可能性があります。

ただし、新興国など経済状況が不安定な国の通貨を選ぶと、為替の変動リスクも大きくなるため、金利だけで判断しないように通貨を吟味するとよいでしょう。