人生100年時代の今、70代では残り約30年間
70代の貯蓄事情をながめてきましたが、現代は人生100年時代といわれています。
人生100年と考えると、70代では残り30年ほど残っています。その間、貯蓄から毎月の生活費の不足分を取り崩したり、趣味などに使ったり、子や孫との付き合いに使ったり、病気や介護に備えたりする必要があります。
人生何が起こるか分かりませんから、貯蓄はできるだけ減らすことはなく、早いうちから資産寿命を伸ばすことを考えましょう。
資産寿命を伸ばすためには、できるだけ働いて貯蓄を切り崩すスピードを遅らせることが有効です。
ただ、人間いつまで元気に働けるか分かりません。定年後でもお金を守る、増やす方法としては、資産運用も効果的でしょう。
運用にリスクはありますが、きちんと情報収集をして、リスクを抑えた運用をおこなうといいでしょう。正しく恐れることが大切です。
今後の30年以上の人生のために、今からできることを考えてみて下さい。
参考資料
LIMO編集部
執筆者
LIMO編集部は、経済や金融、資産運用等をテーマとし、金融機関勤務経験者の編集者が中心となり、情報発信を行っています。またメディア経験者の編集者がキャリア、トラベル、SDGs、ショッピング、SNSなどについて話題となっているニュースの背景を解説しています。当編集部はファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社・メガバンク・信託銀行にて資産運用アドバイザー、調査会社アナリスト、ファッション誌編集長、地方自治体職員等の経験者で構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ49年(589か月)で、メンバーが勤務していた金融機関は、野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、日興証券、三菱UFJ銀行、三井住友信託銀行、日本生命、フィデリティ投信などがある。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、FP2級、AFP等の資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。株式会社モニクルリサーチが運営(最新更新日:2024年9月30日)。