40代で平均年収600万円が達成できる職種とは

40代といえば働き盛りであるとともに、教育費や住宅ローンの負担が重くなる年代です。

「転職サービスdoda」がdodaエージェントサービス登録した正社員の20~65歳の男女(有効回答数約45万件)に、2020年9月~2021年8月末に行った「平均年収ランキング(年代別・年齢別の年収情報) 【最新版】」によると、40代の平均年収は502万円(男性563万円・女性402万円)。

40代で平均年収600万円を達成する職種も確認しましょう。年収は役職など個人差もあるため、500万円以上の職種をご紹介します。

職種別の平均年収(40代)

  • 1位:専門職(コンサルティングファーム/専門事務所/監査法人):688万円
  • 2位:企画/管理系:641万円
  • 3位:技術系(IT/通信):603万円
  • 4位:営業系:577万円
  • 5位:金融系専門職:565万円
  • 6位:技術系(電気/電子/機械):539万円

平均年収600万円以上のトップ3を小分類で見ると、「専門職(コンサルティングファーム/専門事務所/監査法人)」は「リスクコンサルタント」「業務改革コンサルタント(BPR)」「戦略/経営コンサルタント」など。

「企画/管理系」は「内部監査」「知的財産/特許」「内部統制」など。「技術系(IT/通信)」は「プロジェクトマネジャー」「プリセールス」「ITコンサルタント」「データサイエンティスト」などです。

専門的な職種が多いとわかりますね。40代男性で平均年収が600万円とはいえ、職種によるところが大きく、簡単に達成できるものではないことがわかります。

ちなみに業種別で40代の平均年収が高いのは、「金融(平均年収599万円)」「IT/通信(同592万円)」「メーカー(同548万円)」でした。