必要なときに一時預かりを利用できる

ワンオペ育児や実家が遠方な方が多い現代では、ママひとりの時間がとれません。美容院に行きたい、歯医者に行きたいといった場合でさえ、誰かに子どもを預かってもらう必要があります。

入園前の子どもを一時的に預かってもらえるのが、認定こども園・幼稚園・保育所等の一時預かりです。自治体によりさまざまですが、基本的に短時間の就労や疾病、リフレッシュなどで利用できます。

厚生労働省によると、一時預かり事業は2019(令和元年)度で1万580カ所実施され、延べ利⽤児童数は一般型で452万3198人、余裕型で4万5822人です。 

一時預かりは登録が必要だったり、はじめての預かりでは赤ちゃんが大泣きしてしまったりして、コロナ前でも預けるのをためらってしまう人はいました。コロナ禍においては、特に感染が拡大すると利用をためらってしまうでしょう。

ママが働いたり、通院したり、自分の時間を作ったりといったことができにくくなっています。