テレワークをかたくなに拒む

「この時代、テレワークを導入していない会社は職種にもよるがブラック企業では?というのを疑ってみてもいいと思う」と話すのは、IT企業勤務の20代Cさんです。「同業他社は営業のような出社不要の職種はテレワークが多い。それなのに、うちの会社は社長の方針でかたくなにテレワークを拒む」と嘆きます。

「テレワークを拒む理由として、コミュニケーション不足の回避とモチベーションの維持を挙げている。社員はテレワークにするとサボるものと思っているようで、テレワークを導入しないのに社員のPC起動状況の確認ツールも高い費用をかけて導入。

数字ができなければ怒声が飛び交い、『新規取るまで帰るな』というのが社長の口癖。勤務簿は鉛筆で書き、月末に部長に提出。鉛筆での提出、残業は0時間~5時間程度におさえるというのが暗黙のルールになっており、実質80時間以上の残業申請ができていない状態」とのことでした。

今はテレワークが導入されている企業に転職したCさん。「テレワークを導入している会社は風通しがよく、コミュニケーション能力に長けている人が多い」と話していました。