高収入な割に、貯金が少ないことも
「証券会社の社員は、収入の割に貯金が少ない人が多い気がする。とにかく『しっかり稼いで、しっかり使う』みたいな性格の人が多い」と話すのは、ネット証券で働く30代のCさんです。
「特に昔ながらの証券会社で働いていたというようなバックグラウンドがある人は、お金をガッツリ稼いで、その分ガッツリ使うっていう人が多い。昔は証券会社も含め、金融機関は結婚して一人前みたいな風潮があったから結婚が早い人が多かったけど、最近はそうとも限らない。家族がいない人はかなり悠々自適に遊んでいる」と話します。
さらに「金融機関勤務と言うと、『節約のコツ教えてよ!』とか『お金が貯まらないんだけどどうしたらいい?』みたいな家計相談を受けることが多いけど、正直そういうアドバイスができるほど自分も貯金ができていない。お金を貯めなければと思いながらも、まだまだ上司との飲み会が多い風潮。最近はコロナの影響もあって飲み会の習慣がほぼ消滅したので、貯金に勤しもうと思う」と話していました。
金融機関勤務だからと言ってお金の管理が得意ということでもないようです。
まとめにかえて
今回は、ちょっと意外な「証券会社の人あるある」についてご紹介しました。証券会社の人と一口に言っても、勤務先で取り扱っていない商品についてはなかなか詳しくなれないようです。どんな業界にも同じようなことがあるのではないでしょうか。
参考資料
- PRTIMES「【2022年投資・副業のお金意識調査】老後2000万円問題、順調に備えられているのはわずか約3割。コロナ禍で投資・副業への意識増加も、家計の資産は現預金が6割!」
- 日本証券業協会「投資の時間」
大塚 ちえ