「結婚までにはじめれば良かった」が約8割
先ほどの松井証券の調査より、熟年夫婦が「資産形成・資産運用」をはじめると良いと思ったタイミングを確認します。
資産形成・資産運用を始めるのがよいと思うタイミング
- 独身時代(50.8%)
- 結婚時(31.6%)
- 子どもの就学時(6.1%)
- 出産時(2.5%)
- 子どもの入園時(0.8%)
- その他(8.3%)
1位は「独身時代」で約5割、2位は「結婚時」で約3割。つまり、結婚までにはじめたほうが良いと考える人が8割を占めます。
結婚して子どもが生まれた場合には、日々の生活で忙しく、なかなか夫婦で将来のお金について話し合う時間もとれないでしょう。運用はきちんとリスクを理解した上で、自分に合った金融商品や投資方法を選び、口座開設などの手続きを行う必要があるため、時間や手間がかかります。
一方で、結婚すると教育費や住宅ローン、車の購入費用や維持費などまとまった資金が必要になるご家庭が多いもの。現代はそれらに合わせて、自分の老後資金も準備しなければなりません。その点を考えると、やはり早いうちから備えたいですね。
また、「あなたの結婚生活を振り返って、新婚時にやっておいた方がいいと思うことをすべて教えてください。」という質問の結果は以下の通り。
- 1位:資産形成・資産運用(38.9%)
- 2位:家計管理(36.8%)
- 3位:家事の分担(25.3%)
お金に関することが上位2位を占め、3位は家事の分担でした。これから結婚のご予定がある方は参考にされるといいでしょう。