日当たり
ハーブのほとんどの品種は日当たりがよく、風通しのよい環境を好みます。
ベランダなど屋外に出して、なるべく日に当てて育てます。耐寒性が低い品種のハーブは冬の間は室内の明るい場所で育てましょう。
多くのハーブは日本の夏の暑さや湿気、強い日差しが苦手です。夏の間は半日陰で風通しがよく、涼しい場所で育てます。
水やり
水やりは土の表面が乾いてきた頃にたっぷりと与えます。ハーブは品種にもよりますが過湿や蒸れに弱い品種が多いので、やや乾燥気味に育てましょう。
ハーブを元気に育てるコツはなるべく原産地の気候に近い環境を作ってあげることです。地中海地域が原産のタイムやローズマリーなどは、地中海性気候に似た風通しのよい場所で乾燥気味に育てましょう。
病害虫
ハーブは独特の香りがする品種もあるので虫や病気を本来寄せつけにくい植物。ただし環境が悪いと病害虫の被害に遭いやすくなります。
特に多く見られるのがアブラムシやハダニの発生、幼虫の食害などです。春から夏にかけて発生しやすく、早めの対処が必要になります。
日々よく観察して見つけ次第捕殺するか、あらかじめ野菜に使える農薬などを散布して防ぐようにします。