首都圏の地方公務員の退職金はいくらか
では、地方公務員の退職金はどうでしょうか。
地方公務員は所属する都道府県や政令指定都市、市区町村によって、また一般職員、一般職員のうち一般行政職、教育公務員、警察職といった職種によっても給与事情が大きく異なります。
今回は地方公務員のうち、都道府県に勤める「一般職員のうち一般行政職」の退職金から、首都圏の退職金を確認します。
退職金は勤続年数によって変わるため、「60歳定年退職者の平均支給額」に限定して、多い順にみていきましょう。
- 東京都:2310.3万円
- 神奈川県:2235.9万円
- 埼玉県:2201.1万円
- 千葉県:2176.8万円
東京が最も多く約2310万円。首都圏で最も少ない千葉県と比べると100万円以上の差があります。
とはいえ、総じて退職金が2000万円を超えると分かりました。
執筆者
LIMO編集部は、LIMO編集長である宮野茉莉子を中心に、経済や資産形成や資産運用といった投資をテーマとし、金融機関勤務経験者である編集者が中心となって情報発信を行っています。加えて「くらしとお金」に関係する旅行、園芸、ショッピングや外食といった身近なテーマを各種専門家である編集者がわかりやすく解説します。LIMO編集部のメンバーは、大手金融機関で機関投資家としてファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社やメガバンク、信託銀行で富裕層・準富裕層への資産運用アドバイス担当、調査会社のアナリスト、ファッション誌の編集長、地方自治体職員、ネットメディアの経験者などで構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ47年、正確には565か月となります。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、FP2級、AFPなどの資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。LIMOは株式会社ナビゲータープラットフォームが運営しています(最新更新日:2024年4月22日)。