国家公務員の退職金はいくらか
まずは国家公務員の退職金について、内閣官房の「退職手当の支給状況（令和二年版）」から平均支給額を確認します。
常勤職員
- 受給者数：2万9641人
- 平均支給額：1023万9000円
平均支給額は約1000万円ですが、理由ごとにより違いがあります。くわしく確認しましょう。
理由別の退職金
- 定年：2142万1000円
- 応募認定：2551万9000円
- 自己都合：299万4000円
- その他：193万5000円
定年まで勤めあげれば公務員の退職金は平均で2000万円を超えますね。応募認定は、「早期退職希望制度」に応募して認定された人のことなので、割増で支給されています。
常勤職員とはフルタイムで勤務する公務員ですが、その中でも一般行政事務を行う「行政職俸給表（一）適用者」の退職金も確認しましょう。
常勤職員のうち「行政職俸給表（一）適用者」
- 受給者数：7140人
- 平均支給額：1507万4000円
理由別の退職金
- 定年： 2127万9000円
- 応募認定： 2276万円
- 自己都合： 384万9000円
- その他： 245万4000円
こちらについても定年まで勤めることで退職金が2000万円を超えると分かりました。
