楽天カードの「弱点」も紹介

多くのメリットが挙げられる楽天カードですが、弱点にも目を向けておきましょう。主に「還元率が低めの使い方」に関するものです。

公共料金引落し

楽天カードの基本のポイント還元率は1.0%ですが、例外となる利用先もあります。

公共料金(※)や国民年金保険料・税金の支払いに使うと、多くのケースで還元率が0.2%に下がります。

※新電力や新ガス会社、政令指定都市以外の水道局などは、通常どおり1.0%です。

ポイント払い瞬間チャージ

楽天ポイントを決済に充当したいとき、ポイントが不足していても楽天キャッシュを自動でチャージしてくれる仕組みが「ポイント払い瞬間チャージ」です。

楽天ペイアプリで利用します。スピーディーで便利なのですが、楽天キャッシュをチャージする際の還元(0.5%)しかありません。楽天キャッシュをチャージしてから楽天ペイで支払ったほうが得です。

モバイルSuicaも低還元

楽天独自のサービスとして、楽天ペイでのSuica発行があります(Android限定)。

楽天ポイントでチャージできるなどメリットがあるものの、こちらもチャージ時還元率が0.5%と高くありません

まとめにかえて

4月からスタートする新生活に向け、準備を始める人が増える季節です。

日頃使うお店やサービスが「楽天経済圏」という人であれば、楽天カードを検討してみるとよいかもしれません。

使い勝手のよいクレジットカードは、ライフスタイルによって異なります。各ブランドのメリットだけではなく、弱点も踏まえたうえで、相性のよい1枚を見つけていけると理想的ですね。

参考記事

LIMO編集部