まとめにかえて
今回は地方公務員のうち、「一般行政職」の退職金について、都道府県別にご紹介しました。
平均でみると全都道府県で2000万円を超えているものの、1位の静岡県と47位の富山県には、307.7万円もの差があります。
また今後減少する可能性もあることを踏まえると、決して「退職金で安泰な将来」とは言い切れないのが実情です。
会社員の場合も同じですが、退職金をあてにしたマネープランはリスクが高いものです。いくらもらえるかが不透明な上、退職金制度そのものがなくなる可能性もあるからです。
フリーランスや自営業者が独自に将来資金を貯めているように、公務員や会社員であっても、将来にむけた資産形成は必要な時代に突入しています。
今回の資料をきっかけに、まずはご自身の退職金制度について調べてみてはいかがでしょうか。会社員の方であれば、就業規則等で確認できる場合もあります。
また同時に、定年退職後の生活についても思い描いてみましょう。将来を考えながらマネープランを練ることで、貯蓄も捗りやすくなります。
長引くお家時間を利用して、ぜひ将来のことについて考えてみてくださいね。
参考資料
LIMO編集部