「退職金」の金額差は
資料を元に1位の静岡県と47位の富山県を比べると、307.7万円もの差があることがわかりました。
安定しているというイメージのある公務員でも、その実情はさまざまだと言えます。
また1位の静岡県でも、今回ご紹介した「一般行政職」は2342.4万円でしたが、「一般職」では2277.8万円、「教育公務員」では2266.3万円、「警察職」では2265万円と、職種によっても差が見られます。
実は公務員も民間の水準に合わせる動きがあるため、民間の給与やボーナスが下降傾向にあれば、それに準じて減少する動きが見られます。
退職金についても、今後減少する可能性は多いにあります。公務員でも職種はいろいろで、今回のコロナ禍で激務を強いられている方も少なくありません。
こうした現状を踏まえると、地方公務員の処遇改善を求める議論も進むべきであると考えられます。