モンステラの育て方
日当たり
モンステラは原産地である熱帯雨林のような明るい日陰を好み、強い日差しは苦手です。レースカーテン越しの明るい窓辺など、直射日光が当たらない場所がおすすめ。
耐陰性がありますが、光が当たらないと茎が徒長します。暗い場所で栽培する場合はときどき日光を当ててあげましょう。
水やり
モンステラは乾燥に強く多湿を嫌います。水は与え過ぎず、土が乾いたタイミングでたっぷり与えるのがコツです。
鉢皿にたまった水は必ず捨てましょう。霧吹きで葉に水をスプレーすると、ハダニの発生を抑え適度な水分補給で葉がいきいきします。
肥料
生育期の5月~9月にかけて緩効性化成肥料を2ヵ月に1回程度、液体肥料であれば2週間に1回程度施します。
冬は基本的には肥料を必要としませんが、暖かい室内に置いていると少しずつ生育することがあるので、月1回程度で薄めの液体肥料を与えてもよいでしょう。
剪定
モンステラの枝が伸び放題になると見栄えが悪くなることがあります。カッコよく整えるために適当な場所で剪定しましょう。思い切って太い茎で切り戻しても大丈夫。すぐに節から新芽が出ます。
茎から伸びた長い気根は、邪魔になるようなら切り落としてもかまいません。
植え替え
モンステラは生長が早く、鉢の中で根がいっぱいに広がり根詰まりを起こしてしまいます。
必要な養分や酸素を吸収しやすくするために、2~3年に1回はひとまわり大きな鉢に植え替えましょう。植え替えに適した時期は気温が15度以上になる5月~9月です。