東京都と全国平均の月平均の年金受給額の差はいくらか

では、東京都と全国平均の差はどれくらいなのでしょうか。

東京都が一番多いと考えた方も多いのではないでしょうか。

実際に数字を見ながら比べてみましょう。

厚生年金の月平均受給額の東京都と全国平均の差額

それぞれの厚生年金の月平均受給額は以下の通りです。

  • 東京都:15万9393円
  • 全国平均:14万6145円

差額でみると、東京都が1万3248円多くなっています。

厚生年金の月平均受給額の東京都と全国平均の差は何パーセントか

では、どれくらいの開きがあるのでしょうか。今度は、パーセンテージで見てみましょう。

以下のように計算してみましょう。

東京都の厚生年金保険の平均年金月額÷全国平均の厚生年金保険の平均年金月額

15万9393円÷14万6145円=1.0906

ということで9%の開きがあります。

なぜこのように差が開くのかというと、厚生年金は過去のお仕事の仕方が影響するためです。会社員であれば厚生年金に入りますし、自営業であれば国民年金ということになります。

したがって、都民や府民、県民、道民の方の過去の仕事とその構成が影響するということであって、都道府県ごとに年金額が異なるというわけではありません。