『僕だけがいない街』by三部けい・一肇
『ヤングエース』で連載されていた完結済み作品で、単行本は全9巻発売中です。2016年にテレビアニメ化されたほか、同年に藤原竜也主演の実写映画版も公開されました。
運命を変えるため奔走する青年の物語
売れない漫画家・藤沼悟には、「リバイバル」という特殊能力が備わっていました。能力は悪いことが起こると自動的に発動し、悟がその原因を取り去るまで何度もタイムリープが起きるという、かなり厄介なものです。
そんなある日、母親が何者かによって殺害されたことがきっかけで、悟は小学生時代にタイムリープしてしまいます。こうして悟は、最悪の運命を変えるために奮闘することになるのでした。
『僕だけがいない街』ココが見どころ
やはり本作最大の特徴といえば、主人公の悟が持つ「リバイバル」の能力。過去に戻ってやり直しができるというと万能のように思えてしまいますが、能力は悟の意志に関係なく勝手に発動するというのがポイントです。
タイムリープをした悟が困惑しつつも奮闘する姿には、ドキドキハラハラさせられます。果たして彼は運命を変え悲劇を避けることができるのか……。彼の行く末をぜひその目で見届けてくださいね。
『魔人探偵脳噛ネウロ』by松井優征
『週刊少年ジャンプ』で連載されていた完結済みの作品。単行本は全23巻で、2007年から2008年にかけてテレビアニメ化もされました。
魔人と女子高生のコンビが大活躍
「謎」を喰らう魔人・脳噛ネウロは、ある日、まだ見ぬ謎を求めて地上にやってきました。そんな彼が嗅ぎつけたのは、桂木弥子という女子高生の父親が殺された事件。そこで彼は弥子を利用することを思いつき、彼女とともに探偵業を営むことにします。
父親の事件が解決してからも、数々の事件に首を突っ込むネウロと弥子。しかし2人の前には強大な敵が次々と現れて……?!
『魔人探偵脳噛ネウロ』ココが見どころ
ミステリーありギャグありバトルありと、いろいろな要素が詰まった作品です。シュールな世界観と独特の絵柄がよく合っていて、あっという間に物語に惹きこまれてしまいます。
唯我独尊で超ドSなネウロと、そんな彼に振り回される弥子のやり取りも見どころのひとつ。次第に絆を深めていく彼らの姿は、バディ好きにはたまらないです!