自分で働くのとともに、お金に働いてもらう発想も持とう
長く働き続けたい方も多いですが、60代を超えると持病を抱えたり、健康や体力に不安を抱えたりする方もいるでしょう。「いつまで働けるかわからない」という不安は誰しもあります。
そのような不安に対しては、先ほどの貯蓄内訳でみられたように、一部運用を取り入れてみるのもおすすめです。運用なら自分だけでけでなく、「お金に働いてもらう」ことも可能です。
ただしもちろん運用なので、リスクはあります。しっかり情報収集をして、特に老後資金はリスクを抑えた運用方法や金融商品を選ぶことが大切。まずはさまざまな手段を使って情報を集め、ご自身に合った運用を考えてみてはいかがでしょうか。
参考資料
宮野 茉莉子
執筆者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士（FP2級）/元証券会社社員
経歴と保有資格
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士（FP2級）、一種外務員資格（証券外務員一種）保有。
得意ジャンル
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する「くらしとお金の経済メディア～LIMO（リーモ）～」編集長。LIMOでは厚生労働省、金融庁、総務省、財務省（国税庁）といった官公庁の公開情報など、信頼性の高い情報をもとに厚生労働省管轄の公的年金（厚生年金保険と国民年金）、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児のひとり親。中学・高校社会科（公民）教員免許保有（2024年8月20日更新）。
