ライフステージとお金の関係

20~70代の貯蓄事情を見ていきました。全体平均は1791万円で、中央値は1061万円です。

しかし年代別に見てみるとその特徴が浮き彫りとなりました。目の前のやりくりも重要ですが、少し視点を変えて計画を立ててみましょう。

住宅ローンの負債などは、30代や40代に重くのしかかります。子育て世帯では教育費もかかるため、ダブルで家計を圧迫することに。

このような点から住宅購入を諦めたり、生活を無理に切り詰めたりする局面も出てくるかもしれません。

ただし、マネープランでは長期的な視点が必要になります。楽観視して使いすぎることはもちろん、過度に恐れて今を楽しめないのも避けたいですよね。

そのためにも、長い目でマネープランを考えてみることをおすすめします。同時にキャッシュフロー表を作成することで、「3年後に車の買い替えと子どもの受験対策費用がかぶる」などのお金の動きがわかりやすくなります。

今回ご紹介した資料が、マネープランを考えるきっかけになれば幸いです。

参考資料

太田 彩子