新型コロナウィルスの影響で新車の納期が伸びている現在、すぐにでも車が欲しいという方も少なくはないはず。

そうなると中古車で検討していることかと思いますが、街中の中古車販売店などで“コミコミ10万円”の中古車が売られているのを見たことがある方もいらっしゃるかと思います。

低価格なので候補に入るかもしれませんが、そこまで安い車は買っても大丈夫なのか、筆者の実体験も踏まえてご紹介します。

【中古車】手頃な価格の車が売られているワケ

そもそも“総額10万円”であったり15万円、30万円などといった中古車が売られているのか、ということから謎を解いていきましょう。

基本的に安価な中古車というのは「低年式(古い)」であったり「過走行もしくは修復歴あり」などといった、いわゆるワケアリな車であることがほぼ確実です。

中でも多いのが低年式車というパターンが多く、中古車業者が参加するオーディションや顧客からの下取りから数万円程度で仕入れた車に利益を乗せて販売されています。

こういった車は基本的に車検付もしくは1年程度車検が残っている車で、いわゆる“現状渡し”で販売店補償がない車が大半です。