【男女別】正規・非正規それぞれの年収と労働時間とは

内閣府が2022年2月7日に公表した「日本経済2021―2022」より、年間収入と労働時間の分布を男女別に正規とパート・アルバイトにわけてみていきます。

出典:内閣府「日本経済2021―2022」

「正規(男性)」の年収は「500~699万円」の方が最も多く、次に「300~399万円」が多い結果となりました。正規で働く男性の多くが年収「200~1000万円未満」です。

一方、「正規(女性)」では「200~299万円」が最も多く、大半が200~700万円未満です。

パート・アルバイトは男女ともに年収300万円未満がほとんど。お子さんがいるご家庭ではパートで働く女性も多いですが、女性のパート・アルバイトの年収のピークは「50~100万円未満」です。扶養内で働く女性が多いのでしょう。

出典:内閣府「日本経済2021―2022」

労働時間をみると正規では男女ともに40時間以上が大半で、パート・アルバイトは15~29時間がピークとなっています。

「派遣」や「契約・嘱託」の方は正規と同じように40~48時間働く方が多くみられます。しかし先ほどの表を見ると、派遣や契約・嘱託の年収のピークは男女ともに「200~299万円」。正規と比べると労働時間は同程度なものの、年収の差が大きく見られました。