度重なる値上げラッシュや長引くコロナ禍で、家計が疲弊している家庭も多いです。現役世代は収入アップの方法も少なからずありますが、問題は定年退職を迎えたあと。ただでさえ現役時代の収入よりも少ない年金は、ここ2年減少傾向にあります。

今のシニア世代は、みんな「厚生年金と国民年金」を月額平均でいくら受給しているのか気になりますよね。

今回は2021年12月に発表された厚生労働省の「令和2年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」を参考にしながら、年金受給額の全体像を見ていきます。

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