インデックスファンドで運用を検討してみよう
初心者の方の場合、どこに投資をすれば良いのか悩むでしょう。
つみたてNISAの商品は全部で205本です(2022年1月28日時点)。対象となる金融商品は長期の積立投資に向いている公募株式投資信託と上場株式投資信託(ETF)。比較的、手数料が低水準の金融商品が選ばれています。
その中でも投資先が分かりやすいのが、ベンチマークに連動した運用成績を目指すインデックスファンドです。
インデックスファンドは、日本株式では東証株価指数(TOPIX)や日経225、米国株式ではNYダウやS&P500、世界株式ではMSCI指数などのベンチマーク(指標)に連動する運用成績を目指します。つみたてNISAで選べるインデックスファンドは177本あります。
投資先を考える際にも、保有している間でも、インデックスファンドであれば分かりやすいでしょう。
投資先は日本株式や米国株式、また全世界株式(先進国、新興国)などさまざまですが、20年間と長期間保有しても成長すると思える先へ投資するといいでしょう。1国に集中して投資するのはリスクもありますので、全世界に分散してを選ぶのも一つです。
運用は自分に最適なものを選ぼう
預貯金は誰もが利用するものですが、運用には向き・不向きがあります。どれだけの時間をかけて、どのような金融商品に、どのような投資をするかは自分に合ったものを選択する必要があるでしょう。
つみたてNISAは投資対象が分散されており、長期間かけて毎月コツコツと積み立てていくので、初心者の方を含めて比較的多くの人が利用しやすいでしょう。老後資金の準備の一つとして、検討されてみてはいかがでしょうか。
参考資料
- PRTIMES「【2022年投資・副業のお金意識調査】老後2000万円問題、順調に備えられているのはわずか約3割。コロナ禍で投資・副業への意識増加も、家計の資産は現預金が6割!」
- 金融庁「資産運用シミュレーション」
- 金融庁 つみたてNISAの対象商品
宮野 茉莉子