不動産投資を「デュアルワーク」として捉える

40代は人的資源が豊富で、社会経験も増えるので、それを不動産経営に大いに生かしましょう。そうは言っても、自分自身はなにも手間暇をかけない、一括借り上げのタイプの不動産投資で儲けを狙う人もいます。

しかし、それは「投資」というより、ただ単にいい会社に出会えるかどうかで結果が決まる「投機」、すなわちギャンブルと言うべきものです。

そのような人が不動産会社の経営不振などで、約束したサブリース賃料を払ってくれないことに対し、会社に訴えを起こす場合もあります。しかしそれはまるで「夢を売る」というキャッチコピーに惹かれて買った宝くじが外れたので、その売り場に対し、「夢が実現できなかった」と、訴訟を起こしているようなものかもしれません。

とにかく、失敗したときに大きな痛手となるため、不動産投資は不動産経営と考え、自分の体は動かさないけど、知識と判断力をフルに使う必要があります。すなわち、本業の片手間で行う「副業=サブワーク」でなく、豊かな社会経験を経て、本業で培ったノウハウを同時並行して活用する「複業=デュアルワーク」ととらえ、実践することが大切だと思います。

田井 能久