新型コロナウイルスの感染が拡大しているこんにち。一年で最も寒さが厳しくなる大寒にもなり、おうち時間が増える方も多いでしょう。

おうち時間が増えると将来のことを考える時間の余裕も生まれます。特に何でも自分で決めて生活していくおひとりさまは、この機会に将来のお金や生活についてじっくり考えるといいでしょう。

働き方や結婚などさまざまな場面で多様化している現代。誰しもおひとりさまになる可能性はあるでしょう。今回は40代に焦点をあてて、その貯蓄の相場をながめながら、おひとりさまの老後について考えましょう。

「40代のおひとりさま」金融資産非保有世帯は35.5%

まずは金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査]令和2年調査結果」より、金融資産非保有世帯も含んだ40代おひとりさまの貯蓄相場を確認します。


上記を見ると、一部の大きな数字に引っ張られやすい平均は666万円。40代のおひとりさまで貯蓄を1000万円以上保有しているのは17.3%です。

より実態に近い中央値でみると40万円。平均との差は600万円以上にもなりますね。

金融資産非保有の方が35.5%と、40代おひとりさまのおよそ3人に1人は貯蓄ゼロとなりました。貯蓄100万円未満が約半数を占めるため、おひとりさまの貯蓄事情は厳しいといえるでしょう。

一口におひとりさまといっても、正社員で働きながら独身できた人から、離婚や死別をされた方もいます。また、中にはマイホームを購入された方もいるでしょう。そのような背景も貯蓄額へ影響していると考えられます。