日経平均株価が軟調です。なぜでしょうか。

背景には米金利の先高観が高まったことがあります。

金利先高観によりグロース株が下落

米連邦準備理事会(FRB)のブレイナード理事が米上院の公聴会で2022年1月13日、テーパリング(量的緩和の縮小)の完了後、すみやかに利上げを開始すると発言したことから、米株式市場では高PER(株価収益率)の成長(グロース)株を中心に売りが広がりました。

将来収益への期待が大きな成長株は、割引率が高くなることで株価への影響が大きくなることが一つの大きな理由です。

前日の米株式市場で主要株価指数が下落した流れを受け、東京市場も軟調となりました。