長期金利による影響はどうか

米長期金利は高値圏からやや落ち着いています。

年末から年明けにかけて円安・ドル高傾向が続いていましたが、逆に円高に転じる可能性があります。その場合、自動車など輸出関連企業の業績に影響が出るため、売られる可能性もあります。

25日にはFRBのFOMC(連邦公開市場委員会)が開かれます。それまでは様子見傾向になることも考えられます。

まとめにかえて

国内では新型コロナウイルスの感染者数が増加していることがやや懸念されます。変異型「オミクロン型」は、重症化リスクは低いとされていますが、感染者数が急増すると「まん延防止等重点措置」が適用される地域が増え、経済活動にも影響を与えるので注意が必要です。

下原 一晃