事業の動向はどうであったのか

以下、今回の決算における経営状況のポイントとなります。

ポイント

  • スマホ、冷蔵庫などが好調。ゲーム、エアコン、パソコンなどが低調。
  • コロナ対策で都市部では営業時間短縮を継続。一部店舗では臨時休業を継続。

以下、決算短信「1.当四半期決算に関する定性的情報」より引用

当家電小売業界における売上は、スマートフォン等が好調、冷蔵庫等が堅調に推移いたしましたが、ゲーム、エアコン及びパソコン等が低調であったため、総じて低調に推移いたしました。


本感染症による当社グループへの影響につきましては、都市部のビックカメラを中心に営業時間の短縮を継続するほか、一部店舗(Air BicCameraの一部)では臨時休業を継続しております。

出所:ビックカメラ「2022年8月期第1四半期決算ご参考資料」

品目別売上高を見ると、オーディオや季節荷電、パソコン本体、ゲームが2~3割減少しています。

一方、理美容家電や携帯電話、中古パソコン、玩具は比較的伸びています。

では、月次動向も振り返っておきましょう。
 

【出所】株式会社ビックカメラ「2022年8月期第1四半期決算ご参考資料」

月次売上高を見ると、2021年11月の落ち込みが大きく、特に、情報通信機器商品は3割減となっています。