オミクロン株の感染拡大を受け、1都12県への蔓延(まんえん)防止等重点措置の追加適用が決まったと報じられました。これから寒さも強まる時期。ステイホームしようと考える方も多いかもしれませんね。

家にいる時間が増えると、普段見逃しがちなこともじっくり考えられるようになります。その一つが「お金」。近年ニュースでも老後の年金問題が取り上げられることが多いですよね。

老後資金について不安を抱える人が多いこんにち。今回は「女性の年金」に視点をあてて、今のシニア世代が受給しているリアルな金額を見ていきましょう。

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日本の年金制度を確認!

日本の年金構造は「2階建て」といわれています。



1階にあたる「国民年金」は、20歳以上60歳未満であれば原則みな加入するもの。自営業やフリーランス、専業主婦の方は国民年金になります。

一方で、2階部分の「厚生年金」は、会社員や公務員などの方が国民年金に上乗せして加入します。2016年10月より特定適用事業所で働くパートの方で、一定の要件を満たせば厚生年金に加入できるようになりました。

2022年10月には、特定適用事業所の要件が常時500人を超える事業所から常時100人を超える事業所へ変更されるなど、要件が一部変更されます。

まずはご自身が加入する年金を調べてみましょう。