2022年1月、マイナポイントの第2弾が一部始まりました。こうしたオトク情報を積極的につかむ人と、「ややこしそうだから」と敬遠する人はわかれがちです。

しかし、ややこしいからと情報をつかみにいかないままでは、知らないうちに損していることが多いもの。老後や年金についても、なんとなく難しそうだからと避けていませんか?

将来を考えることは、現在の生活にも直結します。例えば「年金をたくさんもらいたい!」と思うのであれば、65歳に対策を開始しても遅いのです。

今回は「厚生年金を月に25万円」もらえる人の割合を見てみます。これをきっかけにして、将来や今の資産を考えるきっかけにしてみませんか。

【注目記事】厚生年金「ひと月30万円超」もらう人はどれ程いるか

厚生年金の受給額、実際のところは

厚生労働省の「令和2年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、厚生年金の平均月額は男性16万4742円、女性10万3808円でした。この時点で、「25万円以上」の年金がかなり高いラインになりそうだと予想できますね。
※金額には国民年金部分を含みます。

年金額ごとの分布図も確認してみましょう。

 

 
厚生年金を月25万円以上受給しているのは、男性が約2.71%、女性が約0.08%でした。たった数%というのは、予想外だった方もいるかもしれません。