肥料

植え付けるときに元肥を施しておけば、基本的に追肥の必要はありません。ただ茎や葉に元気がないときは肥料の不足も考えられます。

液体肥料を2週間に1回程度、または緩効性化成肥料を月に1回ひとつまみ程度与えると生育がよくなるでしょう。

支柱

草丈が高くなり花がたくさん咲くと上半分のボリュームが増します。茎が途中でポッキリ折れないように、支柱を立てておくと安心です。寄せ植えの場合は隣に植える植物か支えとなってくれることもあります。

切り戻し

無駄なエネルギー消費を避けるため、咲き終わった花は茎ごと摘み取りましょう。また背丈が伸び過ぎたときは思い切って切り戻しするのがオススメ。新しい花芽が伸び、こんもりとした花姿が長い間楽しめます。

夏越しと冬越し

ストックは多年草ですが、耐暑性が低いので日本では一年草として扱われています。耐寒性は高いので冬越しの心配はありません。

Bapida/Shutterstock.com

ただし特に冷え込む日は、霜がおりないように軒下に鉢を移動したり、防寒ネットを掛けたりするとよいでしょう。

病害虫

ストックに発生しやすい病気は立ち枯れ病。葉や茎がすすをかぶったように黒く汚れて生育に影響します。なるべく風通しをよくしてあげましょう。

またコナガの幼虫やアブラムシが発生することがあります。害虫を見つけたら早めに駆除しておきましょう。