子どもがいる世帯の平均的な貯蓄と負債はいくら?
では、さらに同調査より、子どものいる世帯の貯蓄と負債の割合を見てみましょう。
子どものいる世帯の平均貯蓄額は723.8万円です。全世帯の平均1077.4万円と比べると約300万円ほど低い結果となりました。
子どものいる世帯といっても、小さなお子さんを育てている20~30代から、お子さんが育ってきて年収も増える40~50代までと、その収入や貯蓄事情はさまざまですよね。
詳細をみると、子どもがいる世帯で最も多いのは「貯蓄がない」で11.6%。次に貯蓄「500~700万円」が10.6%、「100~200万円」が10.1%、「1000~1500万円」が8.7%、「200~300万円」が8.1%です。
一方の負債額は、平均で1119.7万円。全体の平均は425.1万円で、ほかの世帯に比べて最も負債額が大きい結果となりました。
平均約1000万円の負債は主に住宅ローンと考えられるでしょう。
教育費の負担は大きく、まとまった老後資金も準備する必要がある現代。平均貯蓄額と負債額を考えると、子どもがいる世帯には金銭的な余裕はそこまでないと考えられます。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
くらしとお金の経済メディア『LIMO』編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有し、支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じて個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事し、個人のお金の悩みを解決してきた。特に投資信託や株式、債券などを用い、顧客ニーズにあわせた丁寧でわかりやすい資産運用提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』編集長。厚生労働省や金融庁など官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、社会保障制度、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに執筆中。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも副編集長として記事を執筆している。3児のひとり親で中学・高校社会科(公民)教員免許保有。趣味は音楽鑑賞と読書(2026年6月26日更新)