男性の平均年収はいくら?

国税庁が2021年9月29日に公表した「令和2年分(2020年)分 民間給与実態統計調査」によると、日本の男性平均給与は532万円です。

前項の妥協ライン「400万~549万円」は、男性の平均給与532万円をみると現実を見てしっかり妥協していることがうかがえますね。

しかし、先ほどの理想の年収「600万~800万円」と比べると、女性の理想は現実の532万よりも約100~200万高いといえます。これが現実と理想のギャップなのですね。

国税庁 「令和2年分 民間給与実態統計調査」

上記で同調査による給与階級別の所得者数を見た場合、「600万~800万円」は全体の15.7%です。約6人に1人という計算です。また「1000万以上」は7.1%しかいないので、約14人に1人となります。

ただし、こちらの平均給与は1年を通じて勤務した給与所得者の平均なので、年齢がさまざまであったり、既婚男性が含まれていたりします。

一つの参考として、年齢階層別の平均給与も確認しましょう。

国税庁 「令和2年分 民間給与実態統計調査」

一般的に適齢期と考えられる20~24歳男性の平均給与は277万円、25~29歳男性は393万円、30~34歳男性は458万円、35~39歳男性は518万円です。

年収を大前提としてお相手を探す場合、理想年収をクリアしている男性を見つけることは大変です。また、その上でお相手が自分を好き好んでくれるかを考えると、結婚までの道のりは長いものになりそうです。